空の上で執筆中

自分もリレーに加わっていたことを初めて知って、バトンが回ってきて焦っている日下です。

気がつくと、猛暑の8月が過ぎ、残暑厳しかった9月も終盤に差し掛かって、夜は大分気温が下がるようになってきました。
講義の対応、学会の準備、科研費の申請、セミナーの講師に、本の執筆など8月、9月はスケジュールがぎっしりで、ほとんど記憶がありません。

そんな忙しさもお盆休み返上で働き続け、やっと落ち着いてきたところです。
今は、今年度から新たにモータ制御に関する講義を担当しており、毎週その準備に追われています。 モータの研究なんてほとんどしていなかった日下が、なぜモータ制御の講義?と思われている方も多いと思われますが、大学はそうやって回っています。

本当に自分の専門分野だけを講義していたのでは大学の授業はなりたちません。 というわけで、毎週教科書をめくりながら必死に講義資料をつくる日々です。
知っていることと、教えられることは全然違うとはいいますが、燕市と三条市くらい深い溝があります。(詳しくはブラタモリ https://www.nhk.jp/p/buratamori/ts/D8K46WY9MZ/episode/te/NZRV17RMKQ/)。炎上防止に順番を入れ替えて書いておきましょう。「三条市と燕市くらい深い溝があります。」

さて、本学電気系では学部3年生の研究室配属の時期が近づいてきており、学生が研究室見学に回ってきています。
研究室で迷っている人に、私からできるアドバイスはこれです。

1. やりたい研究分野で、相性の良さそうな教員の研究室を選ぶ。
ただ、そうは言ってもそんな奇跡はあまり起きないので、大抵はどちらかを妥協しないといけないですよね。
なので次点は
2. 研究内容は妥協して、相性が良さそうな教員の研究室 です。
最後は
3. 相性はわるくても、やりたい研究を選ぶ

2と3はどちらを選ぶかは個人の考えですが、私は2を推奨しています。 相性が良ければ、なんだかんだ研究が進みます。研究が進めば、多少やりたかった分野ではなくても楽しくなってくるものです。
逆に相性が悪くて研究が進まないと、どれだけやりたい分野でも嫌になってきてしまいます。もちろん、独力で研究成果を出せればそうはならないですが、研究ビギナーが独力で研究成果を出すのは正直難しいです。

ゲームも適度に失敗を繰り返しながら、たまに成功できるように設計されているから続けられるわけです。ずっと失敗させ続けるゲームは、いわゆるクソゲーもして酷評されます。 (最近のゲームは何度かクリアできなかった時に、スキップする機能や、イージーモードになる機能がついているものがあり、あれはいかがなものかと思ってしまう古臭いゲーマーですが….

さて、話が逸れたまま終わりましょう。 以上,伊丹空港へ向かう機内からお送りしました。

次回は更新回数が最も少ない落合くんにお願いしましょう。

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