無線(ワイヤレス)の大会

お久しぶりです。B4の穴澤です。

実務訓練が近づいてきて,全く知らない土地と環境での活動に楽しみという気持ちとともにちゃんと出来るかという不安と緊張もありつつ日々過ごしています。

最近面白い出来事になかなか遭遇しないので,今回は5月に参加した大会の紹介兼報告をしたいと思います。

EC研と言えばワイヤレスということで,今回は電力を送るわけではないですが無線を扱うARDFという競技大会に参加しました。「ARDF(Amateur Radio Direction Finding)」は無線通信を用いたスポーツです。指向性の結構高く電波の方向探知のできる受信機とコンパスと競技用の地図を使って5台の無線送信機を探し出し,制限時間内にゴールするというルールになっています。その送信機の判別にモールス信号を使っていて,モールス信号と音の大きさで送信機を見つける感じです。今年はその競技の信越大会が新潟県五泉市の森で行われたので知り合いの高専出身の学生(前日本代表すごい方)に誘われ,初参加させていただきました。

Fig.1. 当日の地図

この競技の面白いところは,非舗装の山道や田んぼ,野原のような場所を駆け抜けて送信機を見つけるところです。平地ならば電波は距離に応じて減衰するので分かりやすいのですが,山の谷に入ってしまうと反射した電波を拾います。なので電波が強いかなと思った方向に走っていくと逆に離れて行ってしまったりと,考えて動かないと探し出せないという点が結構難しかったですが,理論として学んだことがここまで感じられるんだなということが面白かったです。私は高専時代に無線と通信をかじっていて,アンテナの設計や通信方式,モールス信号を学んだことがあったので割と面白い経験でした。

Fig. 2.スタート時の穴澤
Fig. 3. 結果

結果は5つ中2つ見つけて制限時間内にはゴールできました。できればもう少し見つけたかったところですが,初体験かつ初大会だったので感覚をつかむことに時間がかかってしまって結果としてはまずまずでしたが,なぜか年齢制限なしクラスで2位で表彰されました(信越地区の参加者が少なかったかもしれないです)。

1年に1回以上は新潟で開催されるようなので長岡に住んでいるうちは毎年行ってみたいと思いました。

次回は,徳力さんにお願いしたいと思います。

穴澤正隆 について

ガンダムを愛するオタクです。

コメントは受け付けていません。